”An international ilizarov fellowship program”(国際イリザロフ法研修過程)を修了
当クリニックの吉野宏一医師は1997年~1998年、アメリカのメリーランド州立病院(カーナン病院)にて※ジョン・ハーゼンバーグ医師とドロール・ペーリー医師から一般整形及び小児整形外科・難治性骨疾患治療法等を学び、また日本人で初めて ”骨延長・変形矯正科国際特別臨床研修医”としての知識・技術を修得致しました。吉野宏一医師はその経験を活かし、 毎年アメリカで行われるボルチモア 骨延長・骨変形矯正コース(Baltimore Limb Deformity Course)のインストラクター(指導医)を務めています。
※彼らは整形外科的な変形矯正・骨延長術をはじめとする小児整形外科医のアメリカのベスト100人に選ばれています。また骨延長術に使われている新しい器具(PRECICEプレサイス)の開発にも携わっております。
下記の①②はPRECICEに関する取材を受けているところです。
③は最近の骨延長の機器情報、④は指導内容の一部を紹介しているところです。
①Dror Paley(ドロール・ペーリー)医師
②John E.Herzenberg(ジョン・ハーゼンバーグ)医師
③最近の延長機器情報
④指導内容の一部
Baltimore Limb Deformity Courseとは?
世界中からトップクラスの整形外科指導医のもと、世界中から整形外科医・研修医・リハビリテーション医などが集まり、骨延長・骨変形矯正の知識と技術を学ぶ学会(研修コース)です。アメリカの骨延長・骨変形矯正のトップであるジョン・ハーゼンバーグ医師を中心に世界最高レベルの教育が行なわれております。今年で27回目を迎え、日本からは整形外科専門医をはじめ大学病院の教授クラスの医師が参加される学会です。
Baltimore Limb Deformity CourseのHP (海外のサイトへ)
ジョン・ハーゼンバーグ医師とは?
吉野宏一医師(写真右側)の米国時代の恩師であり、良き友人でもありますハーゼンバーグ医師(写真左側)をご紹介致します。
現在、アメリカのメリーランド州にあるメリーランド州立附属病院サイナイ病院の整形外科教授を務めています。
- ボストン大学医学部卒
- デューク大学の整形外科
- トロントの小児病院 研修修了
- ミシガン大学整形外科 教授
- 1989年に旧ロシアにてイリザロフ教授、その後北イタリアにてカターニュ教授からペリー医師と共に骨延長・骨変形矯正の基礎を学ぶ
- アメリカのメリーランド州にあるカーナン病院の「四肢の骨延長・骨変形矯正センター」を設立
- アメリカのメリーランド州にあるサイナイ病院の「国際骨延長・骨変形矯正センター」を設立
権威ある学術雑誌に多く論文を掲載され、四肢の骨延長と小児整形外科に関連する論題について世界中で講演を行なっています。
また家族で、ニカラグア、コロンビア、エクアドルなどの発展途上国の障害のある子供たちに整形外科の治療を無償(ボランティア)で行なっている素晴らしい医師です。