
スカイ整形外科クリニックは大阪府茨木市にあります。
“小児から成人までのすべての年齢層を対象にプライマリーケアから手術まで総合的におこなう”がモットーです。
当クリニックは小児整形外科・手外科・骨延長・変形矯正・一般整形外科の治療をおこなってます。
美容的脚延長(体質性の低身長への骨延長)と創外固定器(イリザロフなど)を用いた骨疾患の治療や変形矯正、開放骨折の治療の原理は同じです。私たちは豊富な骨延長術の経験があるからこそ、その延長線上にある美容的脚延長術に確固たる自信を持っています。 背が低いということでコンプレックスを持っている方はたくさんいます。私たちは骨延長術を受けることで、そうした方々が本当の自分を取り戻せるのであれば、それは病気の治療と同じくらい尊いことだと考えています。
骨延長には3つの方法があります。
①創外固定器のみ
②創外固定器+髄内釘(LON法)
③髄内釘のみ(PLECICE法など)
創外固定器とは体外から骨を固定する器具のことで、部位や用法により創外固定器の種類は異なります。
骨延長に使う創外固定器は主に下記の3種類です。
a. 単支柱型創外固定器
b. 円形型創外固定器(イリザロフ)
c. ハイブリット型(a+b)
a. は大腿骨の延長に使用される
b. は下腿骨の延長や変形の矯正に使用される
c. は救急の手術の際に使用される事が多い
当クリニックでは吉野宏一医師が手術経験をいかし特許を取得したbのイリザロフ型の創外固定器を使用しています。
アメリカの臨床医研修先の指導医でもあるドロール・ペリー医師やジョン・ハーゼンバーグ医師が考案したLON法を主に行なっておりましたが、最近は格段と強度が良くなったPLECICE(髄内釘)の第2器が開発されており、今後当クリニックでの導入も考えていきます。

私たちの骨は損傷を受けても元に戻る力が備わっています。イリザロフ法では骨切り(人工的な骨折)をおこない、その骨の周囲を取り巻く骨膜から切った部分をつなぐように新しい骨(延長仮骨)がつくられます。その延長仮骨をゆっくり引っ張って、仮骨を伸ばします。時間が経つと、延長仮骨は成熟し、強度を持った正常な骨になります。 こうして身長が伸びていきます。また、骨延長術で重要なことは延長しようとする骨を強固に固定することです。固定がしっかりしていないと、良好な仮骨延長はできません。そのときにイリザロフ型の創外固定器+髄内釘を併用して固定します。
現在、当クリニックでは行っておりません。まだ時期は決定しておりませんが、今後はPLECICE法Ⅱの導入を考えております。
わが国で基礎的な病気以外の低身長に対する美容的骨延長術を行う際の問題点は、保険診療が適応されないことです。
すなわち、治療に伴う費用がすべて自費となります。原則として入院は2週間~4ケ月(各プランによる)、その後は通院治療となります。LON法の場合、両側の下腿にイリザロフ創外固定器を装着して通院することは慣れるまではなかなか大変です。多くの方はクリニックの近くのアパートやウィークリーマンションを借りてそこから通院されています。退院後は、日常生活を援助してくれる介護者がいれば理想的です。必要であれば当院にて宿などをご紹介いたします。
未成年の方が手術を受けられる際は保護者の方の同意書が必要になります。成人の方は保護者の同意書は必要ありません。また、ご本人様の希望がなければご家族の方への説明はおこないません。

骨延長手術に十分に習熟していない医師が治療をおこなってうまくいかないという事例は多くあります。 骨延長において最大の問題点は、延長に伴う合併症です。劇的な効果をもたらしてくれる反面いろいろな合併症のリスクがあります。合併症予防に全力を注ぐことはもちろんのこと、合併症が生じそうな兆候をいち早く察知し、予防することが大切です。 私たちは骨延長手術に習熟している複数の医師が1つのチームとなって、手術をおこないます。医師たちの骨延長及び変形矯正手術の実績件数を集めると約1,000件・経験件数だと約10,000件以上にのぼります。これだけの経験値があるからこそ、合併症などトラブルが起こった際に迅速に対処することができます。
また、当クリニック会長の吉野宏一がイリザロフ型創外固定器具のリング形状で特許を取得しています。特許の特徴は神経や血管等の部位をさけて安全エリアに多くのハーフピンやワイヤーを挿入することができます。»特許の詳細はこちら
医師の豊富な手術経験及びこの特許を使用することで多大な成功を収めています。
イリザロフ法を西側諸国に広めた功労者であるイタリアのCatagni先生が整形外科の国際雑誌に発表された論文の要旨を紹介します。この論文は54名の基礎疾患のない低身長の方に対して、美容的な延長手術を行った結果の報告です。
手術の翌日からリハビリを開始します。”常に膝を伸ばして、かかとを地面につけて立てる状態の維持”また”歩行能力の維持”ができるようリハビリをおこないます。
実際リハビリは大変です。しかし成功の鍵はリハビリにかかっています。当クリニックのリハビリはこの手術に慣れた理学療法士が担当します。医師や看護師と連携をとりながらリハビリを進めていきます。
《足関節拘縮に対して》
一度手術をすると引き返せません。術前にカウンセリングをおこない、治療法及び治療に伴う合併症を完全に理解し、患者様自身の意志ですべてを受け入れた上で同意をして頂いてから治療を開始いたします。海外で治療を受け、手術自体はそれなりにうまくいっていても、言葉の壁でなかなか詳しい経過がわからなかったり、質問したいことがうまく伝わらずに悶々としている方もおられます。骨延長は長期にわたる、非常にデリケートな治療であり、治療者側である医師と患者様の信頼関係が非常に重要です。当クリニックは入院されるお部屋とリハビリ室と診察室が全て同じ階にありますので、各部署の連携も取りやすく相談していただきやすい環境になっております。
骨延長において最大の問題点は、延長に伴う合併症です。骨延長手術は劇的な効果をもたらしますが、その反面いろいろな合併症のリスクがあります。 たとえば、関節拘縮です。下腿の骨を延長するとその上下の膝関節と足関節の動きが硬くなる可能性があります。正しい手術と適切な術後のリハビリテーションを行わなければ、膝が伸びなくなったり、足首の関節が背屈しにくくなったりします。軽度の拘縮なら腱の延長手術をすれば関節の動きは正常になりますが、拘縮が高度になると後遺症として残ってしまいます。延長の過程で骨が曲がってしまい、下肢の変形が残ってしまうこともあります。また延長した骨の形成が悪く、予定よりも治療が長期に及んでしまうこともありえます。
当クリニックでは感染症対策として、ピンとイリザロフのワイヤーが髄内釘に接しないように数ミリのコントロールで打ち込みます。この技術は難しく熟練の技が必要になります。髄内釘に接触すると感染の危険性が増えるため、細心の注意をはらっておこないます。
これらのリスクは生じる可能性が高いものも、極めて稀なものもあります。たいていは早期発見・早期治療により解決することができます。
以上説明してきましたように、骨延長というものは決して簡単ではありません。今まで関節機能や運動能力にはまったく問題のなかった方が、身長は高くなったものの、走りにくくなったりすることがまれにはあり得るのです。延長によって得られるプラス面だけに目を奪われることなく、マイナス面も十分に受け入れることができて、初めて延長治療を受けるスタートラインにつくことができます。
脚延長は大いなる夢と決意があり成功します。本気で手術に臨み、本気で夢に向けて努力する人を私たちは応援致します。他科(形成外科・美容外科)の医師では合併症の対応に不慣れなため非常に危険です。 手術は大量生産ではなく、整形外科専門医の中でも骨延長は非常に難しい手術とされています。その為、医師の負担も大きい手術になります。当クリニックではこの手術を行うのはまもなく終了致します。ご検討されている方はお早めにご相談ください。
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