この度、当院では日本初のAI新医療機器「nodoca(ノドカ)」を導入しました。
痛みが少なく、判定結果も判定開始から数秒〜十数秒でわかるので、患者さんへの負担が小さく実施できる新しいインフルエンザ検査です。

<患者さまへのメリット>
①痛みが少なく、結果判定が早い
②従来の検査よりも早い時期に検査が可能
③保険適用
①痛みが少なく、結果判定が早い
従来の検査では鼻への綿棒の挿入が必要で、不快感を伴うことがありました。一方でnodocaは、専用カメラを使ってのどを撮影するだけです。治験参加者の90.6%が「今後はnodocaの検査を受けたい」と回答するほどの快適さです。従来の鼻の検査は15分ほど待ち時間がありますが、nodocaは撮影から十数秒で結果が出ます。
②従来の検査よりも早い時期に検査が可能
従来の鼻の検査では、ウイルス量が増えてからでないと正確な結果が出にくいため、精度を保つために「発熱してから12時間以上」待ってから行うのが一般的でした。 しかしnodocaはAIがのどの所見を詳細に解析するため、発熱してすぐ(発熱初日)であっても、約80%の感度(インフルエンザを見つける力)が保たれていると報告されています。早く診断して早く治療を始めたいお子さん・ご家族にとって、非常に大きな魅力だと考えています。
③保険適用
厚生労働省に承認された医療機器ですので、nodocaによる検査も保険適用となります。
従来の検査と同等の費用となります。
<注意点>
・15歳以上(高校生以上)から
当院では15歳以上の方しか「nodoca」による検査は行いません。
15歳未満の方で検査が必要と判断される場合は、従来の鼻の検査となります。
・のどの奥を見せてもらう
AIが正確に解析するためには、のどの奥(咽頭)の鮮明な画像が不可欠です。カメラをお口に入れる際に、怖がってお口を閉じたり、舌が上がってきてのどが見えない場合は残念ながら検査できません。
・検査のタイミング
発症してから48時間(丸2日)以上経過すると、のどの所見が変化してしまい、AIの解析感度が低下することがわかっています。 そのため、発熱後24時間以上経過している場合は、従来の鼻の検査をおすすめすることがあります。
・A型かB型かの区別はつきません
インフルエンザウイルスの有り無しのみ判定になります。
(どちらの型でも処方する抗インフルエンザ薬や、登校停止期間などの対応は基本的に同じです。)

